リップUVケアにも最適！万能薬シアバター

シアバターとは

シアバターはアフリカ・ガーナ北部のシア(カリテ)の木の種から抽出される油脂のことをいいます。 常温では固形化バーム状で、香ばしいナッツのような独特な香りがします。

現地では食料品や燃料などに使われており、傷や火傷の治療、筋肉痛・リュウマチ・白髪・脱毛予防など万能薬として用いられています。

また、シアバターは酸化しづらい性質を持ちます。
安定剤が入っていなくても長期保管しやすいのが特徴です。

シアバターに含まれる主成分

脂肪酸 ・オレイン酸 ・ステアリン酸 ・パルチミン酸 ・リノール酸 ・リノレイン酸 などです。とくにオレイン酸は、皮脂を構成する脂肪酸の中でもっとも多く含まれている成分で、角質（皮膚表面の層）をやわらかくする作用があり、シワなどの改善にも効果的です。

シアバターはお肌の構成成分に近い成分を多く含んでいるため、お肌に吸収されやすく浸透性が高いです。

脂肪酸の他に、美容成分トコフェロールやトリテルペンアルコールなどの天然ビタミンEも含まれています。

これらの成分は保湿効果・お肌を保護・再生作用があるのでエイジングケアにもおすすめです。

未精製と精製されたもの、どちらを選べばいいの？

おすすめは未精製のシアバターです。
大量に流通している商品は、品質を安定させるために化学薬品を用いて精製されているものが多いです。 精製する際、不純物を取り除くのにヘキサンなどの石油系の溶剤が使われおり、微量に残ってしまいます。

そのため、化学薬品不使用の伝統的な方法で抽出した未精製のシアバターを選びましょう。自然のままの色と香り、そして上記に挙げた天然美容成分が丸ごと残っています。また、未精製シアバターはお肌への浸透性にも優れているといわれています。

赤ちゃんにも使える安全性の高いシアバター

シアバターは天然100%の植物性オイルです。食料としても使用されているので、口に入っても危険性は高くありません。現地のアフリカでは赤ちゃんの日焼け止めにも使われています。

その他にも、赤ちゃんのベビーマッサージ、妊娠線予防としてママのボディケアにも使用できます。

シアバターは日焼け止め効果もある

約SPF6〜8程の紫外線予防効果があります。
全身に使えるので、唇のケアとしてもベストですよ。

おすすめはOut of Africaのシアバター 

Out of Africa, ピュアシアバター（ビタミンE配合）、無香料、0.5オンス（14.2 g）

成分　未精製シアバター、トコフェロール（ビタミンE）

缶に入っているので携帯用にバッチリです。さっとリップクリーム代わり、化粧直しで肌になじませたり、乾燥部分にぬったりできます。髪の毛のオイルとしても使用できます。

若干香りがタバコのような香ばしい香りですが、家族の人から指摘されたことはありません。香りも時間が経過すれば気にならなくなります。

容量多いタイプもあります。私の家ではオロナインや馬油のような感覚で使用しています。
一家にひとつ備えておけば、安心ですね。

Out of Africa, 純粋シアバター、無香料、 4 oz (113 g)